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ライフワーク
① 「知識を分かりやすく丁寧に教え、理解してもらうこと」は当然のこととして、
②「いかにして、勉強のパフォーマンスを上げてもらうか」が注力すべき大切なワークになります。
長い間生徒さんを見てきて得た知見にも触れながら、②のワークと当塾の指導についてお話します。
❖集中力ある「行動」の源泉は?
目に見えない、形はないが確かにあるもの“心”←行動に影響するもの。
この心の面から行動(=「勉強する」)を起こす原動力について考えてみます。
❖成績上昇のパフォーマンスは?
塾には、成績を目覚ましい勢いで上げていく生徒さんもいます。
彼ら彼女らは何を持っていて、どんな経過をたどるのでしょうか?
❖勉強の好循環を作るために
勉強のパフォーマンスを上げるための良い環境をどこまでも追及していきます。
❖軌道に乗れるよう寄り添う
初めのうちは学習(努力)と数字に現れる結果は、必ずしも一致しないのが普通です。
だから、努力する子供の心に寄り添い
励まし続けます。
❖描いた未来が“今”に
集中力のある「行動」の源泉は?
一般に人が意識的に行動する時には、動機があります。
「動機」の意味は「動くべき心理的理由」=モチベーションです。(やる気≠モチベーション)
人は「やる気」があるから行動するのではなく、「モチベーションにより行動する」と言うことができます。
動機は、心理学では〈内発的動機〉と〈外発的動機〉に分けられる場合があり、当然ですが「やらされている感」〈外発的動機〉による行動は、パフォーマンスが上がることはなく継続も望めません。
行動に集中力がある時は、
物事が捗り達成度も上がります。
では、<strong”>「やらされている感」のない行動、「集中力」ある行動の原動力になるものは何でしょうか?
この「動機」と「達成できるという感覚」が<strong”>強いほど行動の集中力は上がり、逆に弱いと下がります。
また、強いモチベーションがない場合でも、人は「やるのが当たり前」あるいは「やらざるを得ない」環境に自分の身を置くことで、初めは抵抗感があっても「順応する力によって、やがて「やる」ことに慣れていく」ことがあります。
内発的動機〈モチベーション〉(例)
◆子供らしい願望、欲を含みます。多くの場合、この願望や欲が弱いものになっています。
◆塾では、この源泉=「欲する思い」をあらゆる場で言葉を通して刺激し鼓舞してまいります。
成績急上昇のパフォーマンスは?
塾で、成績を急激に伸ばしていく生徒さんの例です。
まず、何だかの“欲しいという思い”を持ち、“こうすれば出来る”という塾で示された道筋を信じ、心の中にそれが“手の届くという予感”を抱きます→このモチベーションによって勉強に集中します。
→集中力により勉強が捗り、楽しさも出てきて、さらに集中が高まります。
→そして結果を出します。
→結果が出ると当然ですが、大きな「喜び」とともに「自信」がわき、さらに「学びへの意欲」が増していきます。
この後は、「伸びる以前の自分には戻りたくないという思い(ネガティブ動機)」にも背中を押されて、勉強を進め成績を維持し、さらに高みに向かいます。
小さな目標の達成を重ね、最後には大きなゴール(志望校合格)も達成します。
大きな目標を達成して、しばらくして彼ら彼女らは知ります。
『ゴールは行き詰まることなく、更新し続けるものである』こと。
『目標に向かって、“今に集中”していた時こそが、充実感に満ちて幸せな時だった』ことを。
勉強の好循環を作るために
塾生の勉強の好循環をもたらすのに、以下の要素が加わってきます。
「良き指導者」「“解けた”、“出来た”という喜びとその時の自信の積み重ね」「知らないことを“知る喜び”の感覚」「高め合い尊重し合える友」「ノイズや刺激のない集中できる学習空間」「いつでも疑問を解決できる場」「遊び心のあるゲーム感覚の“楽しい学び”」
こうした「プラスの要素」を出来る限り作り出していきます。
軌道に乗れるよう寄り添う
「学習曲線」に沿った成績の伸び
勉強の量が以前より増え、一定の習慣がついてきても、心理面では常に注意を払う必要があります。
短期の結果だけを見て、「達成できる感」をなくし、葛藤に苦しむこともあります。
「自分はやっても出来ないのかな…」「目標はやっぱり無理だ…」と。
こんな時は“勉強することで、「確実に前進してるよ、ここまで到達しているよ」「大丈夫!」と彼ら彼女らのゴール(未来)の側から、エネルギー=情報を与え続けます。
描いた未来が“今”に
保護者の皆様におかれましては、どうかお子様の可能性を感じとり、信じ続けてあげてください。
若い皆さんには、未来の側から『メッセージ』を送りたいと思います。
もし今、あんなふうになりたいと将来の「なりたい自分」を持っていないなら1度『心からなりたい自分、欲しい未来を考え、心に思い描いてみてください』
皆さんが未来の姿を心に強く描いたその瞬間から、時の流れの“向き”が変わります。
「描いた未来」が「今」に向かって進み始め、歩み(行動)を止めない限り、時は進み続け(未来→今)、やがて「今」が描いていた「未来そのもの」になるときがきます。